キャンプで火を使った後の炭の処理
キャンプをしたい!
と言った時に、インターネットで初心者の方が真っ先に調べがちなのは、
とか、
や、
につい行ってしまいますよね?
実際に見ていてかっこいいし、
キャンプ始めるぞ!
な気分になりますよね?
僕も調べてはニヤニヤ、調べてはニヤニヤと思いを馳せていました^^
ただ、本当に一番最初に調べなくてはいけないのは、
「火を使った後の炭の片付け方(処理の仕方)」
でした。
キャンプでは「火を起す」→「BBQ」と言うのが黄金パターンですが、
どんなキャンプにも必ずあるのが、
「後片付け」
です。
大げさに言ってはいますが、片付けはしますよね?
その中でも気をつけなくてはならないのが、
「炭の処理」
です。
これを間違えると、キャンプ場や周りの方に迷惑をかけるのはもちろん、
火災や事故になる可能性もあります。
バーベキューの後、キャンプ場の隅に捨ててあったり、穴を掘って埋めたりしてしまう人たちも残念ながらいらっしゃるのが実状です。
「木炭はもともと木だから土になるんじゃない?」
と思っている人がいるかもしれませんが、
自然には還りません。
ちょっと理系の話になりますが、
炭(素)の元素記号は「C」、そして
ダイヤモンドの元素記号も「C」
自然に還るのであればダイヤモンドは無いことになってしまいます。
と言うように炭は土には還らないので、きちんと処理をする必要があります。
キャンプ場によっては残った炭を処理する専用の捨て場もあるところもあるので、
必ず確認してください。
捨て場が無ければ自分で処理をしなくてはなりません。
じゃあ、どう処理するの?
持ち帰って新聞紙にくるんでビニール袋に入れてきちんとしばって燃えるごみの日に出しましょう。
じゃあ、どうやって持って帰るの?
そうなりますよね?
もちろん燃えたままの炭を持ち帰るのは至難の業です。
なので
燃え尽きるまで燃やす。
か
火消し壷を使う。
か、になると思います。
火消し壷?
火のついた炭を入れてフタをすることで、酸素の供給がなくなるため火が消える入れ物、壷。
のことです。
簡単なことですが、これがとても重要なことなのです。
そもそも炭は水をかけただけでは完全に消えることはほぼ無いと思ってください。
火消し壷はキャンプ用品メーカーから比較的安価なものから販売されています。
壷と言うより鍋っポイですが。
こちらは比較的安価で購入することが出来ます。
火消し壷とはいえ、火のついた炭を入れたらかなりの高温になりますので、
小さいお子さんが触らないように気をつけてください。
キャンプ場によっては直接地面に火が当たる「直火」や高温になるものを直接おくことが禁止されているところがあります。
むしろ禁止されているところのほうが多いです。
ですのでこの
キャプテンスタッグ バーベキュー用 火消しつぼ アルスター Mサイズ M-7570
のように「脚」がついているものはとても便利です。
他にも
のように火消し壷と火起し器がセットになったものもあります。
重ねるとひとつになるので、
キャンプに行くときは重ねた中に炭を入れて、そのまま火を起して、終わったらまた入れて持ち帰るということも出来ます。
さらに火消し壷で消した炭は、
次回のキャンプでも使用することが出来ます。
しかも一度つけた炭なので
新品の炭よりも火がつきやすい!
水で消した炭はもう使えなくなりますのでご注意ください。
キャンプ、BBQを始めるのであれば、最初に用意するものといってもよいアイテムかと思います。
火起し器のセットだとなお使い勝手が良いと思います。
「来たときよりもきれいに」
アウトドアの鉄則です^^
繰り返しになりますが、火のついた炭を入れた直後から炭が消えてしばらく経つまで高温になります。
お子さんがさわってケガをしないようご注意ください。
高温状態で車に積んだりしますと火災になる場合もございます。
火消し壷の温度が下がってからの積載をお願いいたします。
僕がよく見ているカズチャンネルで、火消し壷と火起し器の紹介をしております。
参考にしてみてください。