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管理人まさ のブログ。キャンプしたい。アウトドアしたい。DIYしたい。したいけど今は出来ないので、「アウトドアやってるつもり」「アウトドアっぽいインドア」「出来ないから違うこと」ブログを書いてます。要するにテーマばらばらです^^;

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【DIY】”どうぞのいす”っぽいイスを自作してみた。

”どうぞのいす”ってご存じですか?

 

子供への読み聞かせ絵本としてとても有名です。

登場する動物たちの思いやりでとても心温まる絵本。

幼稚園などでも音楽劇などで使われることも多いようです。

うちの娘も小学校の図書室から借りてきて返却してと思ったら、また借りてきてしまうほどのお気に入りです。

 

タツで使う娘用のイスを作って欲しいといわれたので、いいパパアピールにはもってこいなイスです(笑)

 

早速作っていきます。

前回の作業台を作ったときに大家さんから勝手にいただいた角材を使用していきます。

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自作の作業台もいい感じです^^

 

masaburo91.hatenablog.com

masaburo91.hatenablog.com

masaburo91.hatenablog.com

 

今回も作業台同様、木枠と脚との組み合わせをベースに作っていきます。

もちろん設計図はありません^^;

完成のイメージもすでにあるのでまあ大丈夫でしょう。

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”どうぞのいす”を作るということで娘も手伝いに来ました。

といってもこの写真の時だけ^^;

あとは端材で遊んでいました。

その時には気にしなかったけど、作業台は僕基準で作ったので娘には高かったかもしれませんね。

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今回の木枠は30cm角。

前回は木枠の内側に脚をつけていきましたが、今回は外側に付けていきます。

さらに、娘が座るということなので、ネジが表に出ないように「ダボ」で処理をしていこうと思います。

ダボとは、木材同士をつなぎ合わせたり、ネジを見えなくするように上から埋める「木片」のことを言います。

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こんなの。

木材にネジ穴とは別にダボ用の穴もあけなくてはいけません。

深くなりすぎないように穴をあけるドリルがあります。

下の方に見えていますが、

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このドリル。

少しではありますが、ネジを打ち込むための下穴もあけてくれるので便利です。

(今回はそれに加えてさらに下穴をあけております。)

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こんな感じできれいに穴が開きます。

角度でよく見えませんが下穴も開いています。

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ネジを打ち込むと奥まで入るのでここにダボを差し込んでいきます。

 

と、ここでダボを入れる工程の説明をしようかと思ったら、写真を撮り忘れてしまいました^^;

後ほどまた違うところでダボ処理をするので改めてその時にお話ししたいと思います。

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ダボさして余分なところを切り落とすとこんな感じになります。

これを見ていただければ「ああ、こんなのか」って思う方もいるかもしれません。

公園の木製遊具は子供が遊ぶのでこのような処理をしていることが多いですね。

 

こんな処理をしながら木枠を2つ作って行きます。

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出来ました。

続いて座面を1×4材で作っていきます。

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幅が9cmなので木枠よりすこし大きめに、と思い4枚切ったのですが、

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多少隙間があった方がよいので使用したのは3枚だけ。

すき間は材料一枚分にしたらよさげな感じになりました。(測るのもメンドーですしね^^;)

 

さて、ここでまたダボ処理をする必要があります。

座面なので一番重要です。

改めて処理工程をお話ししたいと思います。 

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先ほどの専用ドリルで穴をあけ、このようにダボをさすのですが、残りの部分が出てしまうのでそこをのこぎりで切り落とします。

だいぶのこぎりに無茶をさせているように見えますが、そういう使い方ができる「ダボ切り用ののこぎり」なんです。

のこぎりの刃、ギザギザした部分ですがよーく見ると、左右に広がっているのがわかります。この広がりのことを「あさり」といいます。

このあさりがあることで木材とのこぎりの摩擦が少なくなるのでのこぎりを引くことができるんですね。

 

~参考ページ~

http://e-tech.life.hyogo-u.ac.jp/contents/kyouzai/nokogiri/sikumi.html

 

しかしこの「あさり」があるとダボを切り落とす際に本体にも傷がついてしまいます。

なのでこの「あさり」がない「ダボ切り用」ののこぎりというものがあるんです。

それがこちら。

 

 

 

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普通ののこぎりと比べるとギザギザの広がりが無いことがわかるでしょうか?

左側が普通ののこぎり。

右側がシャーク

この写真じゃ見づらいですね。

さらに刃の部分が比較的薄く柔らかいため、上の写真のように押し付けて切ることもできるんです。

普通ののこぎりでは危険ですので絶対にここまで押し付けないでください。

 

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きれいにできました。

以前にもましてスノコ感がすごいです^^;

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背もたれと脚を切り出していきます。

背もたれは絵本同様うさぎのみみっぽく角を切り落とします。

絵本では長めの背もたれでしたが、コタツで使うのでだいぶ短めにしてあります。

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そして、木枠に付けていきます。

今回は先ほどお話ししたように木枠の外側に付けていきます。

もちろんここもダボ処理で。

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ほぼ完成。

背もたれに補強も持ち手を兼ねて横板をつけます。

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完成!

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後ろから。

 

タツで使うということもあり、あまりに座面が高いようだったら脚を調整(切る)で切るように、下の木枠を気持ち高めにしてあります。

 

ダボ処理はとても簡単にでき、仕上がりもとてもきれいにできます。

少しでも参考になったらうれしいです。

 

次回は棚を作ろうと思います。サイズはまだ検討中ですけどね^^;